二重整形について調べ始めると、次々と専門用語に出会います。
末広型、平行型、ミックス型、奥二重、くっきり二重、埋没法、切開法、部分切開、自然癒着、目頭切開、目尻切開、目つき矯正…
ひとつずつ調べれば、意味は理解できます。末広型はナチュラル、平行型はくっきり、ミックス型はその中間、と説明されています。
ところが写真を見れば見るほど、選ぶのはかえって難しくなります。
「で、結局、自分の目にはどれが一番似合うの?」
他人のビフォーアフター写真だけでは判断できません。
末広型の写真の人と平行型の写真の人は、そもそも元の目の形が違います。目の大きさや横幅、まぶたの厚み、顔立ちも違います。メイクや照明まで変われば、ラインの違いではなく人の違いを比べることになってしまいます。
そこで今回は、ひとりの顔に3種類の二重ラインをすべて当てはめてみました。
同じ顔で、二重ラインだけを変えました
以下の画像はすべて、同じ正面写真から作っています。

顔・表情・撮影角度・照明はそのままに、二重ラインだけを変えました。
3枚の画像には同じ目つき矯正の条件を適用しています。瞳の見える量をそろえ、ラインの形だけを変えました。
切り替えて見ると違いがわかります
ボタンで切り替えながら見ると、目を閉じて開く瞬間にラインがどう見えるか、静止画よりもずっと比べやすくなります。
以下は、目元を同じ位置・同じ大きさで切り出して比較した画像です。顔の位置とサイズが同じなので、見えている違いはラインによるものです。
末広型(インライン)
末広型は、目頭に向かうほどラインが内側に入り込んでいく形です。
前方ではラインが細く、目尻に向かって少しずつ幅が広がります。3つの中では比較的やわらかい印象に見えます。

平行型(アウトライン)
平行型は、目頭から二重ラインが外に現れます。
前方のラインまで見えるため、目元がより大きく、ぱっちりと感じられます。末広型に比べると、華やかでくっきりした印象に近い形です。

ミックス型(セミアウトライン)
ミックス型は、末広型と平行型の中間に近い形です。
目頭の近くからラインが始まりますが、平行型のように完全に離れて見えるわけではありません。前方のラインをある程度見せながら、末広型の雰囲気も残した形です。

拡大して初めてわかる違いです
ひとつ、押さえておきたいことがあります。上の3枚は目元だけを切り出して大きく拡大したものです。だからラインの違いがはっきり見えています。
顔全体で見ると話は変わります。どのラインでも、印象が大きく分かれるわけではありません。並べて交互に見比べて、ようやく区別がつく程度です。
だからこそ「末広型か平行型か」を先に決めるより、顔全体で見たときに自分の目と顔に似合っているかを見るほうが大切です。名前を選ぶ作業ではなく、似合うかどうかを確かめる作業です。
方法はひとつしかありません。たくさん見ることです。自分の顔に複数のラインをのせて、顔全体で交互に見比べていくうちに、説明だけではつかめなかった基準が見えてきます。
高い手術なのに、結果を頭の中だけで選ぶ必要はありません
手術後に気に入らなくても、すぐに元へ戻すことは困難です。やり直すには時間も費用もかかり、ダウンタイムをもう一度経ることにもなりかねません。
それでも「末広型はナチュラルで、平行型は華やか」という説明だけを頼りにラインを選んでしまうケースがあります。
自分の顔に当てはめたらどう見えるのかを、確認しないまま決めているということです。
説明だけでは、自分の顔での仕上がりを具体的に思い描くのは難しいものです。
他人に似合ったラインが、自分の顔でも同じ印象になる保証はありません。目の大きさや横幅、まぶたの厚み、目頭の形、顔全体の雰囲気が違うからです。
シミュレーションが実際の手術結果をそのまま示すわけではありません。それでも、どのラインが自分には強すぎるのか、どれは違いが小さく感じられるのか、どのくらいが自然に見えるのかは、事前に比べておくことができます。
手術を決める前に、似合う方向から比べておくほうが、判断の助けになります。