カウンセリングでよく出てくるリクエストです。
「自然にしてください」
問題は、この言葉の意味が人によって違うことです。ある人にとっては「やったと分からないくらい」、別の人にとっては「目立つけれどやりすぎない程度」。同じ言葉を使いながら、別々の結果を思い浮かべていることがあります。
そこで同じ顔に、強さを3段階に分けて適用してみました。
1段階目: あるかないか、くらい
元の写真元の写真 — 施術前。
1段階目
浅いラインができる程度です。目を開けるとラインの大部分がまぶたに隠れ、正面からは目元が少し整った感じに見えます。
「手術したと気づかれたくない」というリクエストに一番近い仕上がりです。そのかわり、目が大きく見える差はあまりありません。
2段階目: ラインが残る程度
元の写真元の写真 — 施術前。
2段階目
目を開けた状態でもラインが見えます。目元がはっきりして印象が整いますが、まぶたが大きく折り込まれるわけではありません。
今回の3段階の中では、中間にあたる結果です。
3段階目: はっきり変わる程度
元の写真元の写真 — 施術前。
3段階目
折り込まれる幅が広がり、3つの中で目が一番大きく見えます。正面の写真でも差が一番大きく見える段階です。
同時に、施術した感じが一番出やすいゾーンでもあります。重たく感じるか、ぱっちりして良いと感じるかは、好みと顔によります。
並べてみると




顔全体では、こう見えます。
元の写真元の写真 — 施術前。
2段階目
元の写真元の写真 — 施術前。
3段階目
「自然さ」は絶対値ではありません
同じ強さを別の顔に適用しても、結果は同じになりません。
まぶたが厚いと同じ高さでも目立ちにくく、薄いと小さな差でも大きく見えることがあります。もともと薄い二重があった人なら1段階目はほとんど分からないかもしれませんし、一重だった人なら同じ1段階目でも大きな変化に感じるかもしれません。
つまり自然さは「何mm」という数字よりも、もとの自分の目からどれだけ変わったかに近い概念です。他の人のビフォーアフターで選んだ強さが、自分の顔では違って見えるのはそのためです。
動く顔で見ると
静止画では見えにくかった1段階目のラインが、動画では目を開けるたびにまぶたに隠れていく様子として確認できます。
カウンセリングに持っていける形に変えると
「自然に」のかわりに、こう伝えることができます。
- このくらい(2段階目)までが好みで、これ以上(3段階目)は重たく感じます
- すっぴんでもラインが見えてほしいです / 見えないほうがいいです
- 正面より横から見たときに目立たないほうがいいです
写真で基準を決めていけば、同じ言葉で別々の結果を思い浮かべる行き違いを減らせます。

